冬の日記

2020-12-15

ゆうべ、音もなくしんしんと降った雪が驚くほど積もり、今日からいよいよ冬の幕開け感がある。

仕事の合間に雪景色を撮ろうと思ったけれど、なかなか「今!」というタイミングがなく、撮ったのはこれだけ。

さっと車を路肩に停めてぱっと撮った。雪が、どんな車をもハイルーフに変えてしまうのがおかしい。

帰宅すると重い写真集が届いていた。重くて重い。一生かかっても全てを読み込めないかもしれない。私にとってかけがえのない写真集になることだろう。

このごろ、感謝することが増えた。というより、毎日感謝が止まらない。知り合いか知り合いでないかなど全く関係なく、私の存在はいろんな人や物によって支えられていることを感じる。生きているか死んでいるかすら関係がない。ご先祖はもとより、死んだ人が作ったものを見、書いたものを読み、歌を口ずさむ。生きている人たちと同じだけ(またはそれ以上)多大な影響を受けている。その存在すべてに感謝が止まらないのである。

今年はカメラが壊れ、写真を撮ることよりも写真について、撮る姿勢について、自分について考えることが多い一年だった。まだまだ毎日考え続けていて答えは出ないが、やめられないのでやめるつもりがない。新しいカメラを買わねばならないのだが「これ!」という決め手がなく、とうとうライカが欲しくなってきてしまった! でも私がライカを持つということは田舎の事務員がポルシェに乗るようなものだと思い直し(第一、ポンと買える金額ではないのだ)、身の丈と必要に合った選択をしようと。

でも、いつかはライカ!と思うことはやめないようにする。思い描くのは自由だし、思い続けるのも自由だから。そっちの方を向いていたいのよ。無理と思ったら無理になっちゃうの。だから可能性を否定しないでおく。

ていうかもう半月経ったの!? 12月の早さは異常だな。。

来年は展示もやりたいなー。新しい習慣も取り入れたい。できるだけ健康的でシンプルに。それでいて楽しく。あとは今よりもっと自由にいろんなとこ行けるようになったらいいねー。まあ、行けなきゃ行けないで「ここ」を充実させようか。

何かを選ぼうとする時、何かを捨てなければいけないんだと思う。私はそれができずにグズグズしてきたから「これです」と言えるものがないんだと思う。

同じものを撮っても、意味が違うんだよね。「ああ、それね」って後追いで撮っても似たようなものは撮れるんだけど、「何か」「違う」って感じが出る。それをキャッチする力が弱い人にはおんなじに見えるだろうけどね。

眠いから支離滅裂になってきたな。。

寝ましょう。

そうそう、秘密の「飲酒ブログ」、きっちり書いてるんですよ、誰にも見つかってないけど笑。私はそれをどうするつもりなんだろうねえ。

さ、寝る。