日記

2020-06-10

最近行き出して、すっかり気に入ってしまった場所がある。そこで撮った写真が(自分で言うのも何だが)なかなか良いのである。

以前からそうだったのか、今このご時世だからそうなのかはわからないが、とにかく人がだ〜れもいない。(鳥はいる)これは助かる。私は人がストレスになってしまうので、1日のうちわずかな時間でも完全に一人になれなければバランスが保てないのだ。(私が結婚や同居やシェアハウスやゲストハウスにつくづく向いていないことがわかる)

東京にも行けないとなれば地元を撮るしかないわけで、仕事をしている平日は必然的に自分の町か隣町ぐらいの移動に限られる。どこを向いても田舎、田舎、大自然、田舎。通行人はじーちゃんばーちゃん。でっかい山、広い海。それらが撮り放題であるにもかかわらず、牧歌的な風景やきれいなだけの風景を私が撮ってもなぁ…と少し斜に構えてバカにしていた。

バカは私の方だった。

見渡すかぎりの大自然を汝、侮るなかれ。

なんていうの、なんていうの?「うわ、すげぇ」ぐらいしか言葉にならないんだよ。ピキーンと背筋に電流が走る。んで、撮るけど、写真にもならない。違う、こんなんじゃないんだけど!ってなる。だからもう背面液晶で確認なんかするのやめた。押されるまま押す。撮ろうとすら思うな。生意気だ。畏れろ。お前は小さい。小さくて目立たないただの部品だ。

なんならちょっと、鳥にも「おじゃまします」というような気持ちで歩いている。夏場は人が増えたりするんだろうか。やだな。勝手だな。でもずっとこの場所をひとり占めしていたい。時間貸しでもいいや。お金払うよ。誰に言ってんの。今日は飲酒の日じゃないよ。

ということでした。写真はまあ明日載せようかSNSにでも。

わさおが死んでしまった。

かわいいやつだった。

ざっとさがして出てきた写真を貼ってみる。2012年撮影。

わろとるで。

😭

白い犬

2018-09-10

何年分もの写真を整理しているのだけど、犬の写真は一枚も捨てられない。この表情を見て号泣してしまった。おどけた表情ばかり撮っていたつもりだったけど、こんなのもあったんだね。首のあたりのモコモコしたところを触って、においを嗅ぎたい。「くさっ!」って言いながら、指に残ったにおいをずっと嗅いでいたい。

会いたいよ。