せせせ世界の貝、かかか活動状況

2018-07-26

どうも!「世界の貝」のヌーヨークです。
6月某日、われわれ世界の貝メンバー4人が青森に集結しました。その活動報告です。


まずは、おいしいごはんとお酒をいただく活動。


品口回の指に突如できたポコっとしたものを触るボーイガール。


そういうの自分にもあるよ、と言うリフト・ラ・メン・レイヤーのポコっとしたものを触るボーイガール。


小さいけど私にもあるよ、とポコっとしたものを見せるボーイガール。
ピンボケでよくわからないね、ごめんね。


リフト・ラ・メン・レイヤーが頼んだパフェがなんかすごかったのでみんなで写真を撮ったり。


ボーイガールが作った土偶をみんなで愛でたり。なんてかわいいんだ。
(小さくて、おどろくほど軽い)


謎のフォーメーション。


おしり。たまらない。

 

 

翌日。

私の運転で秋田の小坂町〜大館へ行くことに。車に積んであった私のストレス解消ツール「リコーダー」を品口回が見つけて吹き始めたことから自然発生的に音楽活動が始まった。途中から同乗のリフト・ラ・メン・レイヤーが「それなら」と、おもちゃの鉄琴とアサラトを持参。どんな曲でもお手の物の品口回が軽快にリコーダーを吹き、ボーイガールがおもちゃの鉄琴をアグレッシブに操る。リフト・ラ・メン・レイヤーはアサラトで補助的にリズムをとり、運転手のわたくしヌーヨークは動物の鳴き真似など声で気まぐれに演奏に加わった。

 

世界の貝は、エクスペリメンタルなインプロヴィゼーションインストゥルメンタルバンドだったのだ!

 

車を降りて、謎の町・小坂を歩きながらも演奏は継続された。品口(略)とBG(略)が演奏をリードし、それを動画で記録し始めたリフラメ(略)が映画監督としての意外な才能を開花させる。


なんでも叩くボーイガール。

 

他メンバーが思い思いに自分を表現してバンド内での存在感を高める一方、おそらくメンバー内で一番長く音楽教育(ピアノ教室レベルだが)を受けてきてしまった私は、それが障壁となってなかなか自由に音を奏でることができず、完全に遅れをとってしまう。そもそも音楽は、譜面をなぞることで生まれたわけではない。思い思いに打ったり叩いたり吹いたり声を出すうちに感情が高ぶり、真似をしたり加勢したりシンクロしたりして大きなうねりが生まれ、さらにそれが刻々変化し続けることで予測不能な面白さが無限に生まれていったんじゃないか。音楽未満の混沌から輝きが生まれる。
「間違えないように、それっぽく、うまく弾かなければ」なんて、クソだぜ!


世界の貝。
左からボーイガール、ヌーヨーク、リフト・ラ・メン・レイヤー、品口回。

 

 

ごはんを食べる活動。大館の洋食屋にて。

まるでパーティーだとはしゃいだのもつかの間、よく考えたら「世界の貝」には大食いのメンバーがいないので後半は苦行のようになってしまった。(頼みすぎ)

 

 

夜、アジトに戻ってからも、音楽は続いた。ボーイガールが即興で弾く電子ピアノには、冨田勲も真っ青の宇宙的スケールで蠱惑的な響きがあった。次の朝、私が仕事で出かけたあとも、品口回とボーイガールはアジトにある電子ピアノとリコーダーでセッションしたようだ。あとで音源をもらって聴いたが、そのヤバさに絶句した。二人とも天才…

再現不能の完全即興演奏。悪くない。私たちはそれぞれが「鳴らせる音」を持っているはずだ。世界の貝はこれからどんな音を響かせるのだろう。まだ始まったばかりだ。なかなか全員集まれないので各自、自主練やソロ活動にいそしみたい。

 


オマケ:結成当時のアー写。