日記

2020-04-21

ひたすら眠い月曜日。雨のせいなのかなんなのか。おんなじような日々に飽き飽きしている。家にいればやりたいことは山のようにあるのだが、とにかく仕事に出たくない。てれわーく?なにそれ?という職場なので、家に居たくとも無理である。日中の時間が非常にもったいない。でも多分、これがないと私は自分を律することができず家の時間もダメにしてしまう気がする。必要悪。(意味ちがう)

桜の枝をもらって帰る。母に渡したら嬉しそう。さっそく水に挿していた。家でお花見ができる。目抜通りの桜もだいぶ咲いてきた。それぞれの町のなんでもない桜を愛でよう。とは思うが、やっぱり弘前公園の桜が見たい。なんだかんだ、ほぼ毎年見ているのだ。たくさんの露店、大勢の人。バイクサーカスやお化け屋敷の呼び込みの声。焼きとり、焼きそば、嶽きみ天ぷら、黒こんにゃく。三忠食堂の中華そば。「無いのか〜」と思うとぎゅっと淋しくなる。写真が撮れないのも悲しい。

夜はウィリアム・クライン監督『ポリー・マグーお前は誰だ?』をDVDで。ファッション馬鹿だった若い頃に見た時は、メイクやファッション、映像のおしゃれさに圧倒されすぎて中身をちゃんと見ていなかったのだが、今見ると皮肉や風刺が効いていておどろく。特典映像の、クライン本人による解説もおもしろい。

クラインの『TOKYO』(写真集)ずっと欲しいんだよな〜。6~7万円する。復刻版でも3万3千円。うーむ。ポン!とは買えないなあ。でも本当に素晴らしい写真集です。度肝を抜かれる。差し出がましいようだけど、若いSNS写真家たちに見てほしいな。彼らはほとんど写真家を知らないし写真集も見てないし持ってないみたいだから。映えとかバズり狙いでは撮れない写真の凄み、面白み。

写真学校の書庫で見て衝撃を受けた写真集を3冊を挙げるとすれば、クラインの『TOKYO』、東松照明の『日本』、土門拳の『ヒロシマ』だな〜。あら、ぜんぶ地名。

ポンポン!っと買えるようになりたいものだ。

中途半端だけど本日の日記おわり。寝る。