日記

2020-04-02

母の付き添いで朝から病院。駐車場はまあまあ満車だったが、待合席にいる人数はいつもの7~8割ぐらいに見える。そのくせ1時間40分ほど待たされた。予約してるのにな。血液検査の結果、白血球の数値がちょっとだけアレなので抗がん剤投与はお休みしてみましょう、となる。診察だけ、薬なし。

抗がん剤投与後は一週間ぐらい手がしびれたり冷たいものを触れなかったり体調がすぐれないらしいので、母はそれが無くなったことで嬉しいような寂しいような微妙な顔をしている。

車に戻ってすぐ、おやつを食べようとしたので、「ああ、つらい治療がなくなってうれしかったんだな」とわかる。治療の大切さもわかっているけれど、シンドイのはやっぱり嫌だよね。

私はただ道中運転をして一緒に待合席で待っているだけなんだけど、病院の日はぐったりと疲れてしまう。午後から仕事に出るつもりで昼ごはんを食べたあと、40分ほど長い昼寝をしてしまった。

見るからにつやつや、ぱんぱんでおいしそうな大根を買って帰ったら母が「あらおいしそう」といろいろ調理をしてくれた。切り干し大根みたいなやつ(干してない)、大根とたまごをおでんみたいに煮たの。ただ千切りにしただけの生の大根に好みのドレッシングをさっとかけただけでもおいしい。大根のフルコース。買ってよかった。

夜ぼーっとtwitterを見ていたら、大館でコロナ感染者が出たという。20代の医師で、少し前まで弘前市に住んでいたようだ。中国でコロナが流行りだした頃「時間の問題だろうな」と思っていたが、本当になってしまった。“布マスク2枚” で大喜利していたことを後になって「あの頃はまだマシだった」などと思い出すことになるのだろうか。ただただ怖い。母にうつさないようにしなくてはと、それだけを考える。これ以上苦しいことがあると、この人はきっと耐えられないから。