Too much raisins

2018-04-02

過ぎたるは及ばざるが如し。

青森のスーパー『カブセンター』でその過剰さにひかれて買いました。パッケージと中身が合ってないじゃないかって? これはカブセンターのベーカリー「クロワッサン」のロゴなのです。


このパン、名前がいいんですよ、ぎっしりでもずっしりでもない『どっさりレーズン』。「どっしり」は言うことあるけど「どっさり」って言葉あんまり使わないからなんだか楽しくて、どっさりとどっさりを言いたくなります。どっさりどっさり。

スライスした冷たいバターをのせて食べてみました。

「こなあああああゆきいいいいい!」
間違えました。
「おおおおお多いなああああああ!」
レーズンが大渋滞して殴り合っているところをパンが遠目で冷ややかに眺めている感じになってしまっています。レ・レ・レーズン! パンはどこへ消えた?私は生地が好きなのだ! 例えば薄皮まんじゅう!あんなものヘタレだ! たい焼き!皮は分厚くてナンボ! あんこだけを崇めて皮を虐げる風潮は間違っている!ククク、皮の野郎なんざパリッパリの薄っぺらにのしてやったゼ的な仕打ちは許せない!

そんな奴が『どっさりレーズン』なんて買うなよとあなたは思うのでしょうね。 私もそう思います。そもそも私たちは矛盾を抱えた存在なのです。生きるのがつらいです。文章まで過剰だ。レーズンのせいだ。

 

あと3枚残っています。なんでしたらこれを具にして新たなパン生地で包んで焼きたい気持ちです。
あなたならどんな食べ方をしますか?