穏やか

2021-01-08

偶然が偶然じゃないことばかりで「はー、やっぱりそうなんだな」ということの連続。

今すごく大変だよね、世の中。わかる。でもなぜか私は気持ちがとても穏やかで、いやもちろん仕事中イラッとすることがないわけじゃないんだけど、私の中心に「穏やか」がどっしりと居座っていて、てこでも動かないって感じで笑ってるんだよね。なにこれ。なにこれって思ってたら、たまたまおすすめに上がってきたYouTube動画に「今、なんだかわかんないけど穏やかな気持ちになってる人、あなたは大丈夫です」って言われて、へぇ〜っとなったりして。

チョコレートってふだん食べないんですよ。嫌いってわけじゃないし、むしろ東京時代、銀座のピエール・マルコリーニまで行って並んでチョコ買うような人間だったんですけど、ある時期からまったく食べなくなって。でも最近ふと「チョコレート食べたい気がする」って思って。板チョコみたいなシンプルなやつ。そしたら今日お手紙くれた人が六花亭のちいさな板チョコみたいなやつ同封してくれてたんです!すごくないですか。

すごく嬉しくて。

そういうことが本当にぽこぽこ起こる。ぜんぜん不自然じゃない感じで、するするっと自然に起こっていて、私もそのたびに小さく驚いてみるんだけど、なんかあまりにも自然すぎるから「ほわっ」て感じなんだよね。昔みたいに「奇跡だー!」とか叫ばなくなったよね、全然。奇跡ってちょいちょい起こってるもん。

特別安心なことがあるわけじゃないし、すごくいいことがあったわけでもないし、自分が大きく変わったわけでもない。コロナは大変だし行動は制限されるしマスクつらいし国はガッタガタだし。でもなんか、暗いニュースにも本気になれないっていうか、怒りもするけど「ま、そうだよね」って感じで、もともと誰にも期待していなかったんだし、ま、そうだよねって。どんどん、どんどん、心が穏やかになっていって、不安や心配がないわけじゃないはずなのに、どっしりと穏やかなんだよね。

でね、それを否定しないんです。だって、いいじゃん。なんだかわかんないけど穏やかで、悪くない気分なんだから。そうして存分に「穏やか」を味わってる。

最近わかったことは、私たちがいかに「意識」に踊らされてるかってこと。振り回されているというか、支配されているといってもいい。ただ身を委ねていればいい時でも自分の意識が邪魔をする。言い換えれば、「自分の意識しか邪魔しない」んですよ! 誰にもあなたの人生の邪魔はできない。

あなたを否定できるのはあなただけだし、でもそれが一番つらくてバッドだからやめたほうがよくて、「ある」ものは「ある」んだから、いいんだよ付き合っていけば。だーれも否定してない。いいとか悪いっていう話でもない。ただそうあるだけだから。それも実は自分で選んでそうなってるだけだから。

意識の邪魔者が出てきたら追い払えばいい。案外簡単に追い払える。(自分だから)シッシッ。悪魔がいるとしたらそれは自分自身だ、と私は思う。逆もしかり。神がいるとしたら、それは自分だよ。

明日から三連休。夜ちょっとお酒飲んじゃおっと。