大鰐町あるき

2018-04-26

Hi!ヌーヨークです。

ふだん町歩きをしていて誰かに咎められるなんてことはまずないのですが、数年前に大鰐町を歩いた時、妙な人に変な言いがかりをつけられてしょんぼりして以来、なんとなく大鰐町を避けてしまっていました。

リベンジです。


COOL!


「油川書店」という名前だったそうです。廃業っぽいんですが、営業していた頃に入ってみたかったですね。こういう、町のなんてことない書店でも入ってみると何かしら発見があったり、店づくりに独自の工夫があったり、普段は手に取らないタイプの本が輝いて見えたり、探していた本がふいに見つかったりしてなかなか良いものなんですよね。


靴屋だけにとどまらない Part 1

 


大鰐、いいですねえ。


おみやげ買いたかったな。ワニ柄のタオルとかワニ型クッキーあるかな。


大鰐には「大鰐温泉もやしラーメン」を供する店がいくつかあるのですが、駅前のここが元祖だということです。


素敵3姉妹。


農協は別の場所に移転、この古い農協は売物件になっていました。いかがですか。


ニガーとは…
(つづりが「NIGAR」。二川原薬局だからニガーのようです)

 

 

ここで、宮本常一が父から授かった旅の10カ条の2番を引用。

2.村でも町でも新しくたず ねていったところはかならず高いところへ上ってみよ、そして方向を知り、目立つものを見よ。峠の上で村を見下ろすような事があったら、お宮の森や目につくものをまず見、家のあり方や田畑のあり方を見、周囲の山々を見ておけ、そして山の上で目を引いたものがあったら、そこへは必ず行って見ることだ。高いところでよく見ておいたら道にまようようなことはほとんどない。

高いところへ行けそうな階段があったので、上ってみました。ひーこら、ひーこら。


きれいな町ですねえ。温泉、川、橋、山。 最初ここに上ってから町歩きをするべきでしたね。


ニュー銀水を中心に。


電飾の文字がかわいいパチンコ店


お入りください、ありがとう

 
靴屋だけにとどまらない Part 2


あゆでぇ〜す


黒姫とは…


仲良しおばちゃん


きれいだな…これは夢かな…

 

 

日曜祝日しか休みのない私が日曜定休の「喫茶ベル」に来ました。


開いてるわけないですよね。このままでは永遠に入店できません。


ベルや…


ママの店におじいさんが入っていきました。

大鰐、好きになりました。

大鰐町は温泉と大鰐温泉もやしとスキー場が有名な町です。「鰐come(わにかむ)」という、温泉と休憩所と産直・土産店などが入った立派な施設もあります。地元や近隣の人に大鰐のいいところを聞くと大抵「鰐come」と言うのではないでしょうか。しかし今回それらの場所を除外した写真のみで構成しました。これでも十分歩くのに魅力のある町だということがわかっていただけるのではないかと思います。都会ほど変化が感じられない田舎であっても、町は刻一刻と変わっています。昨日あった建物がなくなってしまったり、元気だった食堂の店主が体調を崩して店じまいしてしまったり、いい感じだった外壁が変な色に塗り替えられてしまうなんてこともたびたびあって、今の姿を撮っておかないと思い出すことが難しくなる日が来るかもしれません。たっぷり2時間歩きました。

今回歩かなかったエリアもあることですし、また気軽に訪れたいと思います。
「純喫茶 ケルン」と「喫茶 ベル」をはしごするために、日曜以外の休みを取らなくては。

製麺所の焼きそば

2018-04-24

青森市へ行く途中、急に焼きそばが食べたくなって「原田製麺」へ行くことにしました。

ナビをたよりに向かう道すがら、私の腹監督が激しいグーパンチを食らわせてきます。わかったわかった、もうちょっと待ちなさいよ。

追い越し禁止の道路で遅い車が前を走っていたため、閉店時間ギリギリの入店になってしまったのですが、持ち帰りならOKとのこと。ありがてぇ。これで断られたら私の腹監督が立ち上がって火を吹いていたかもしれません。よかったね。

 

焼きそば 小300円 並350円 大400円
え…、安くない?

 

どーん!
大きな目をさらに見開いて空腹を訴える腹監督をなだめるため、さっそく車内でいただきます。

うまーい。これで並なんですけど!
やっぱりね、この太麺がいいです、ソースの味も絶妙、キャベツも豚肉もたっぷり!もともとの味付けがガッツリ濃くないので、シャバっとした付属のソースをお好みで足しながら食べてもいい。焼きそば特有の油のギトギト感がなくてあっさりと食がすすみます。
店内にはガーリックパウダー、青のり、カレー粉、コショウ、マヨネーズなど調味料がたくさん取り揃えてあったので、味変しながら食べるのも楽しそう。
さらにトッピング用のカレー(150円だったかな)もあって、かけて食べたら背徳の味がしそうです。

すっかり車内が湯気で曇ってしまいました。
腹監督もご満悦です。「並」でじゅうぶん満腹です。
ごちそうさまでした。

以前テレビで紹介された記事を見つけたのでリンクしておきます。
人気!麺にこだわる焼きそば店

蛍の光 第4回 金華堂

2018-04-21

お蕎麦を食べたあと五所川原を少しぶらぶらしていて見つけました。


ガクブチのお店のようです。青森に戻ってきて思ったのは、額縁屋やプラモデル屋がけっこうあるな、ということでした。


なかなか洒落た看板です。
「営業中」のプレートがかかっているのですが、どうも営業していないようですね。
ググってみると「廃業」の赤い二文字が。
(もし「やってるよ!」との情報をお持ちの方はtwitter等でご連絡ください)


「金華堂」の文字が堂々としています。額縁を扱っていたということは美術に造詣が深かったのでしょうか。あちこに美的センスがうかがえますね。
看板の裏側に「店飾造花の店」の文字も見えます。


入り口に貼り紙がしてありました。


「さんぽ」でしょうね。ご主人はお散歩に行かれたようです。

 

おや、蛍の光が流れてきました。そろそろおいとましましょうか。桜が咲きました。

 

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あなたのお蕎麦に

2018-04-20

どうも、田舎のOLです。出先でお昼ごはん何にしようかって迷うの楽しいですよね。でもこの日私は迷いませんでした。

狙いを定め、五所川原市のそば処「亀乃家(かめのや)」さんへ行きました。

人気店なので気合いを入れて11時55分に入店。4組くらい先客がいましたが席はまだあります。私は一人なのでカウンター席にしようかな。いちばん奥に男性の一人客が座っていて、きっとこれから混むだろうと思い、他の席も空いていたというのに私はその男性のきっちり隣に座りました。
例えばガランとした広い駐車場で、ほかにもいっぱい空いているのになぜか私の車の隣にぴったりくっつけて停める人がいると「なんで隣!?」と不審に思っていたのですが、今まさに私がそれをしてしまっている状態です。なんとなく気まずい。男性は若干椅子をずらしました。申し訳なさ。嗚呼、ここは東京ではないのです、混み出してから詰めればよかったのに。

「天ざるくださーい!」元気よく注文完了。最初から決めてました、お願いします!

自意識過剰なので今さら移動するのもおかしな気がして私はじっと元の位置のままです。隣人とはなんとなく気まずいけれど、大丈夫。私にはスマートフォンという使える友達がいました。素知らぬふりでスマフォン君をいじくりまわします。目に入らなければ男性客との距離の近さなど全く気になりません。ふっふっふ。

亀乃家さんといえば、蕎麦よりも有名になってしまったのが「天中華」です。ホタテのかき揚げがでーんと乗った中華そば。

これです、これこれ!
(私が以前撮った写真です。背景に紗をかけたりと実にわざとらしい加工を施しており、まったくお恥ずかしい限りですが、これしか手元にありませんでした)
これがねぇ、おいしいんですよ。けっこう大きめのホタテがごろごろ入っていて、あっさりスープにうまみと油分が溶け出して相性ばつぐん。

 

でも今日はお蕎麦をいただきますよ。

天ざる、どーん!
天ぷらはほたてのかき揚げです。(遠近法で小さく見えますがそんなことありません)亀乃家さんで天ぷらを使ったメニューは全てこのほたてのかき揚げになるようです。つゆもちょうどよく、お蕎麦もおいしい〜。お蕎麦自体にあまり特徴はないかもしれませんが、飽きずに食べられて私は好きです。かき揚げはサックサクでホタテがほっくほく。おいしいなあ。私ぃ、ざるそば一枚だと足りない人なんですけどぉ〜(知らねえよ)、けっこう満足感ありました。800円。ごちそうさまでした。

 

では最後にこの歌の一部を、カウンターで気まずい思いをさせてしまった男性に贈ります。

あなたのぉ〜、けしてお邪魔はしないから〜
おそばに〜、置いてほしいのよ〜

 

おあとがよろしいようで。

水族館へ行ったときの写真です。

2018-03-08


ここるちゃんです。(かわいい)


わたしのお友達をご紹介しましょう。オオカミウオさんです。
「あ、ども」


バレンタイン&ホワイトデー水槽だそうです。素晴らしいセンス。


ギョギョーッ


そういうテーマで撮っていたわけではないのですが、個性的な顔のお魚多めです。


合成写真みたいね。


目線いただきました。


イルカショーをみました。


「怖い」以外のキャプションが見つかりません。


イヌ&ソフ


この下でイルカが二頭すいすい泳ぎ回っていました。

水族館、いいですよね。
動物園の次に好きです。

 

青森市「浅虫水族館」
年中無休。

蛍の光 第2回 陽のあたる「東部食品市場」

2018-03-03

「東部食品市場」(青森市浪打銀座通り)


2011年6月5日(日)撮影。

 

2016年11月27日、火災のため全焼。(火事によるけが人なし)
検索すると火災を伝える悲しいニュースや画像がたくさん上がってくるので、せめて私はこの休日の夕方にやさしく陽があたっている東部食品市場の写真を残しておこうと思います。
どうかみなさんこの写真を目に焼き付けていってください。

友人のブログをリンクしておきます。
『280円の贅沢 !レトロな東部食品市場で買う焼きたて「やきそばたこやきセット」』
おいしそうだね。

 

おや、蛍の光が流れてきました。そろそろ、おいとましましょうか。

 

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かつてわたしは白猫だった

2018-02-21

過去10年分の写真を整理し始めています。
これは青森市港町のあたりで撮ったと記憶しています。日付は2010年5月。
なかなかぎょっとする構図ですが、猫を撮るのに必死だったのでしょう。

 
当時は週に一度、青森市内の美術教室に通っていて(先生お元気かなあ)、帰りはあてもなくぶらぶら写真を撮り歩いていました。知らない街を散歩して写真を撮るのが楽しくてしょうがなかったんですよね、この頃。

 

さて、時は2011年。
twitterを始めるにあたり、アイコン画像をどうしようか悩んでいた私は、この白猫に決めたのでした。

ニャァ〜〜
ただ「白くてだるそう」という共通点だけで選んだような気がします。
どことなく、私が小5の時に死んだばあちゃんにも似ています。
アイコンに使ったのは割と短い期間だったと記憶していますが、その時これが私の「顔」であったわけです。
今見てもなんとなく他人に思えないな。

 


どの辺りだったかなあとgoogleで確認してみました。
やはり青森市港町でした。
中央にあるのが猫のいたシャッターです。
ちょうどその前に黒いものが見えますよね、これ、猫じゃないかな?

とにかく暗いルビアン

2018-02-13

「純喫茶 ルビアン」です。
もう何度来たかわかりません。


2~3年ぐらい前に外装が若干変わってしまったのですが、


かつてはこんな感じでした。(2009年撮影)


壁の色があずきバーみたいな色に変わって、装飾テントが取り外されたんですね。
あの装テン好きだったんだけどなあ。
私の憶測ですが、プラザ宇野のオーナーさんが壁の色を塗り替えるよ〜って言って、ルビアンさんもじゃあこれを機にちょっと看板変えるか、ってなったのかもしれません。


ルビアンは店内がとにかく暗いのです。そこがいいのかもしれません。一人でぼーっとするのもいいし、誰かと来てもリラックスして会話がはずむ場所なのです。
常連のおじさんとマスターがカウンターのテレビ見ながらあーだこーだ言ってるのも最高なんですよね。とても落ち着きます。


おそらく外装リニューアルと同じタイミングでメニューも見直されたのでしょう。
「卵入りカルボナーラ」とかツッコミどころ満載のメニューも好きだったんだけどな〜


大きめの水槽がひとつなくなっていて、空いたところにこんなディスプレイが。
変わらないようでいてルビアンも結構変化しているのですね。


暗いアイスクリーム。


明るく補正。

アイスクリームとブレンド(ホット)という妙な頼み方をしてしまいました。アイスクリームをふつうに半分食べて、もう半分はあたたかいコーヒーをかけてアフォガード風にして食べました。エスプレッソではないけれどおいしかったです。


どうか、まだまだお元気で。