日記

2021-04-28

もう見ないと言いつつ幡野という人に感じた奇妙な平坦さ(それは乾いていて、書き割りのように嘘っぽい平坦さなのだ)が気になり、過去のインタビュー記事などを読んでしまった。読んでいるうちに「復讐」の文字がじわじわと浮かび上がってきた。(これ前回の炎上の時にも感じたんだよな)

子育ても今やっていることも、この人を動かしているのは、もしかしたら親への「復讐」なのかもしれないなーと。

それはとても悲しいことだよ。別に親と絶縁したっていいとは思うけど、未だに気持ちが未消化で、ずっと親のこと考えてるってことじゃん。気持ちまで絶縁できてなくて、ずっと愛を求めていて、それが手に入らないから見返そうとしているように思える。そんなの悲しいよ。

自分は親を憎んでいるけど、自分の子供には親である自分を将来憎んでほしくないから色々やって「あげている」ようにも感じた。愛を与えようとして与えている、というような。

親(特に母親)への復讐がこの人の生きる原動力となってしまっていると仮定すると色々と腑に落ちる。(うっすら女性をバカにしている感じとか、“子供の立場に立ってものを考えるアピール”の過剰さとか)まず癒されるべきはこの人なのかもしれない。そういう意味でも、現時点でこの人は人生相談の回答者には向いていないと思う。

余談:久々にDr 林の精神科Q&Aが見たくなり、見た。4285の相談がキツくて顔がひん曲がってしまったけど、林先生の回答は誠実で優しいんだよなー。作り物の甘ったるい優しさじゃない優しさ。

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