用事を終えてさあ帰ろうとハンドルに手をかけたら、キャットちゃんが見ていました。
過去10年分の写真を整理し始めています。
これは青森市港町のあたりで撮ったと記憶しています。日付は2010年5月。
なかなかぎょっとする構図ですが、猫を撮るのに必死だったのでしょう。
当時は週に一度、青森市内の美術教室に通っていて(先生お元気かなあ)、帰りはあてもなくぶらぶら写真を撮り歩いていました。知らない街を散歩して写真を撮るのが楽しくてしょうがなかったんですよね、この頃。
さて、時は2011年。
twitterを始めるにあたり、アイコン画像をどうしようか悩んでいた私は、この白猫に決めたのでした。
ニャァ〜〜
ただ「白くてだるそう」という共通点だけで選んだような気がします。
どことなく、私が小5の時に死んだばあちゃんにも似ています。
アイコンに使ったのは割と短い期間だったと記憶していますが、その時これが私の「顔」であったわけです。
今見てもなんとなく他人に思えないな。
どの辺りだったかなあとgoogleで確認してみました。
やはり青森市港町でした。
中央にあるのが猫のいたシャッターです。
ちょうどその前に黒いものが見えますよね、これ、猫じゃないかな?
私が勝手に「ねこ屋敷」と呼んでいるお宅です。
5〜6匹いるようですが正確な数は定かではありません。私は少なくとも1日2回はここの前を通るので、ざっと計算すると約5000回このお宅を見ていることになります。
信号待ちのタイミングにちょうどよく猫がいればサッとスマホを取り出して車内から撮影していました。
ある日、いつものように車内からねこ屋敷の窓をチラっと見ると…
「!!!」
あわてて車を降り、小走りで屋敷に近づきます。
約5000回このお宅を見ているけれど、こんなこと初めてです。
あともう一匹燕尾猫がいるのかは不明ですが、ねこちゃんスロット大当たりをお見せできる日まで、このブログを続けたいと思います。
(「窓ぎわのキャットちゃん」は、窓ぎわの猫写真を淡々と載せていく不定期シリーズです)